熱帯魚水槽は、電気器具が結構たくさんあります。

数W~数百W位まで(大きい電力が必要なメタハラ照明や水槽クーラーなどは別としても)いろいろな器具があります。

コンセント数消費電力についても考える必要があります。

アクアリウムを始めたばかりで、水槽が小さくて少なく使用する電気も少ない内は、あまり考える必要はないかもしれませんが、徐々に水槽を増やしていくと、いつかは電気使用量に限界がきます。

必ず、水槽で使用する電気の、合計を把握しましょう。

 

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・ショートや器具の破損・感電・火事回避の為に

コンセントや延長コード付きタップなどは、水がこぼれたり跳ねても、水が掛からない場所に設置しなければ、ショートや器具の破損・感電・火事などの危険があります。

延長コード付きタップは、雷サージ付にした方がいい。

というのも、雷が近くに落ちると逆電流が流れ、器具が壊れる事があります。

雷サージ付の延長コード付きタップでも、雷に対して絶対大丈夫という事はいえませんが、リスクを減らす事はできます。

雷サージとは、逆電流がきた時にOFFになる機能です。

 

6口タップDSCF1017

(延長コード付き6口タップ雷サージ付)

 

・電気の使用量やコンセント・ブレーカー

普通の家庭用ブレーカーからは、1つのブレーカーにいくつものコンセントがあり、アクアリウム用だけではありません。

私のところでは、水槽の数が徐々に増え、一番多く水槽を設置していた時期は、30cmx2 45cmx4 60cnx2 60cmワイド(60x45x45)x1

それもその頃は蛍光灯で、20wx9本=180w ヒーター 200wx2 150wx2 100wx4 50wx2 外部ろ過器x1 エアーポンプ5000cc/分x6 他にもこまごましたものを入れて合計すると、約1500w以上になります。

一度に全部がONになる事は少ないですが、時々ありますので注意が必要です。

全部がONになると、ブレーカーが落ちたり、火事の原因にもなるので、余裕を持った電気環境にしましょう。

一般的な家庭用の電気コンセントやブレーカーの場合、15A(100v 1500w)か、20A(100v 2000w)がほとんどです。

一般的に一つのブレーカーから、複数のコンセントへ配線されている事がほとんどですので、どのブレーカーからどのコンセントへ配線されているか把握しておくと、どのコンセントからどの器具の電気を取ればいいか分かるようになりますね。

 

全部の電気機器が同時に通電しているとして、合計しましょう。

水槽が増え元々付いていたコンセントの容量では、ブレーカーが落ちる事があったので、別にブレーカーを設置し、20Aの熱帯魚専用電気回線をひきコンセントを付け、15Aの雷サージ付でメインスイッチ・各スイッチ付の6口や4口のタップを各水槽近くの水が掛かりにくい場所へ設置。

これにより、電気の容量に対しては、クリアできました。

 

※注意 必ずコンセントやタップなどの容量未満で使用し、タップのコードは、極端に曲げたり、重い物の下にならないよう、コードに注意しましょう。

各スイッチ付の6口や4口のタップなどは、使用していない差し込み口はOFFにしておきましょう。

その他の水槽に近いコンセントについても、使用していない差し込み口は、ホームセンターや電気店などで販売されているコンセントカバーを使用すると、ショートのリスクを下げる事になります。

水槽を何個もお持ちなら、熱帯魚水槽の周りは、電気の配線だらけになりますね。

 

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(配線をある程度まとめているが、雑然としている)

 

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(配線をきれいにまとめた)

 

配線を綺麗にしておかないと、何がどの線か分からなくなりますので注意し、配線コードにタグを付けると分かりやすくなります。

上記の事を守り、漏電やショートなどで火事や感電のない安全なアクアライフを送りましょう。

 

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・ブレーカーとコンセントの役割の違い

が、あまりよく分かっていらっしゃらない方もいらっしゃるかもしれないので説明します。

ブレーカーからは、いくつかのコンセントへ電気が引かれています。

コンセント自体は、ヒューズが付いていませんが、ブレーカーにはヒューズが付いていて容量以上の電気が流れると、ブレーカーが過電流防止のため電気を遮断します。

ブレーカーからコンセントへ引かれている電線にも容量があり、容量以上に電気が流れると熱を発し、火事の原因になります。

そういった理由で、たとえばコンセントが15A(100V1500W)だから、このコンセントとこのコンセントを使えば容量が大丈夫という訳ではありません。

ブレーカーが親と思ってください。各コンセントが子供、その合計がブレーカーの容量を超えないようにし、コンセントからのタップや器具などが孫と思ってください。

各々が容量未満を守り、合計がブレーカーの容量を超えないようにしましょう。

 

(ブレーカー)

 

(コンセント)

 

 

◎「アクアリウム関係だけの電気代とかってW数だけでわかるんですか?」

という質問が来ましたので、共有します。

 

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