コリドラスの稚魚が少し大きくなってくると、孵化した稚魚が多い場合は、早めに稚魚育成水槽へ移してやる必要があります。

過密水槽にならないように気をつけましょう。

それ以外にも、ある程度大きく育て親水槽へ移す前に、他の飼育魚に食べられないためと、稚魚自体が親と一緒の餌が食べることができ、他の飼育魚に紛れて餌を食べられることが重要になります。

 

稚魚育成水槽から親水槽へ移す時期は、通常のコリドラスで、2cm~2.5cmあり、親水槽に小さい魚を捕食するような生物がいなければ、餌も食べる事ができ大丈夫でしょう。

稚魚育成水槽も、大きくなり過密水槽にならないようにしましょう。

 

育成水槽は、通常の親水槽と同じように、ろ過装置や底砂、ヒーターなどが必要になります。

 

底砂は、コリドラスの髭の発達に必要不可欠です。

 

◎コリドラスの稚魚育成水槽とは

この水槽は、Co.ステルバイの育成水槽です。

30cm水槽 外掛けろ過(吸い込み口にスポンジ装着) スポンジフィルター 25℃定温ヒーター 温度計

育成水槽に水草は別に必要ありません。掃除がやりにくくなります。

この水槽の場合、余った水草を入れています。

 

チャーム本店

 

コリドラスの稚魚が少し大きくなり、種類にもよりますが、1~1.5cm位になったら、孵化水槽から、底砂入りの育成水槽へ移します。

よほどが数が多くない限り、30cm水槽でいいと思います。
水槽の事情により育成水槽へ稚魚が少数なら移さなくても、砂を入れてやるだけでもいいですが、稚魚が多ければ、早めに少し大きめの水槽へ移した方がいい。

 

この水槽は、45cm水槽を縦置きにした水槽ですが、稚魚の数が多いとか成魚になるまで飼育するとかが可能です。

45cm水槽 エアーリフト式底面ろ過 エアレーション ヒーター 温度計 流木 水草

を 設置していますが、冷凍ミジンコなど浮遊したり散らばりやすい餌を与えている時は、スポンジフィルターを物理ろ過として使用すると、ゴミ(有機物)をよく取ってくれます。

 

上記の水槽は、稚魚育成水槽にできますが、実際には、レッドビーシュリンプ爆殖水槽になりました。(笑)

(小型熱帯魚を少量飼育にも向いています)

 

 

コリドラス育成水槽には、セット水槽ならば必要なものがほとんど揃っていて、これ位のものがいいでしょう。

 

テトラ 水槽セット オールグラスアクアリウム300 水槽セット 30cm水槽 ヒーター付 熱帯魚用セット

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他に、水温計は必需品です。

 

 

これ位の30cm水槽でのお勧めのヒーターは、こちらです。

ヒーターが故障したとき困らないように、予備としてお勧め ! !

テトラ 26℃ミニヒーター 50W 安全カバー付 MHC-50 淡水専用 SHマーク対応 統一基準適合

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きっちり測りたい水温計のお勧めは、こちらです。

エヴァリス きっちり計れる水温計

他にS・Lサイズもあります。

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◎コリドラスの稚魚育成水槽に向いている底砂

底砂には、大磯砂のプレミアムサイズ(約1~2mm)か、田砂がお勧めです。

(最近、両方共入手が難しくなってきました)

最近のお勧めは、湧水の砂です。

砂の量は、厚さ1cm程度敷けばいいです。

 

田砂 3kg

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この文章を書いている時点では、「湧水の砂」が比較的手に入りやすいです。

 

大磯砂のように貝殻やサンゴのかけらが入ってないし、丁度いい大きさです。

No.03 Spring Water(湧水の砂) スモール 3リットル(30cm水槽用)

ミディアム(約1~3mm)やプレミアムサイズ(約1mm)もあります。
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大磯砂のプレミアムサイズや、田砂が入手できない場合は、砂の角が尖ってないなるべく丸いもので、水質が変わらないものを使用しましょう。

角が尖った砂を使用すると、髭が切れる事がありますので、注意してください。

その点、「湧水の砂」は今のところ手に入りやすいようです。(2021年11月)

 

◎育成水槽でのコリドラスの稚魚の餌

ミジンコや人口飼料を食べられるようになれば、ブラインシュリンプ系の餌を卒業しても大丈夫です。

 

お勧めの餌は、

冷凍ミジンコや冷凍赤虫、その他人口飼料です。

 

冷凍ミジンコは、よく食べますが、ブラインシュリンプ同様に小さく散らばりやすいので、稚魚育成水槽では、ろ過能力が比較的低かったり、稚魚は成魚と比べ弱かったりするので、掃除をマメにするようにしてください。

与える時は、1ブロックずつ割って目の細かい茶こしのようなものに入れ流水で解凍し、容器は写真のようなゼリーの食べた後の容器などに水を入れ、稚魚のいる場所へスポイトで水ごと与えますが、食べる分だけにしましょう。

残りは、他の小型魚の餌にするといいでしょう

赤虫を解凍したところ

 

冷凍★冷凍ミジンコ 100g

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少し大きくなると、冷凍赤虫がお勧めです。

与え方は、冷凍ミジンコと同じように流水で解凍して与えますが、スポイトは通常のものだと赤虫が通らないので、大き目のスポイトを使用しましょう。

我が家では、冷凍赤虫が小型熱帯魚達の主食になっています。

 

冷凍★さんみ フレッシュ赤虫(アカムシ)

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孵化後29日の稚魚 冷凍赤虫の小さいものをつつくようになった 約18mm

 

赤虫などを与える時にも便利なスポイト

GEX おそうじラクラク クリーナースポイト

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コリドラスの飼育や繁殖や稚魚の育成などについては、

コリドラスカテゴリーをご覧ください。

 

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