- 投稿 2016/12/09
- アクアリウムでのろ過について
ここでは、好気ろ過のろ過材の種類や、メンテナンス方法を紹介します。
◎生物濾過のろ過材とは
多孔質ろ過材や砂などが一般的です。
多孔質ろ過材には、リング状のものや凸凹した小石のようなものなど、多種類のものが販売されています。
砂も、粒の大きいものから細かいものまであり、バクテリアが棲みつきやすい凸凹したものを使用し、目的により粒の大きさを変えます。
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このろ過材に、バクテリアが棲みつく事になります。
スポンジやウールなどは、ほぼ物理ろ過ですが、若干生物ろ過もできます。
スポンジやウールなどの主な目的は、有機物を取ってもらうことで、生物ろ過の負担の軽減になります。
◎好気ろ過のろ過材のメンテナンス
好気ろ過のろ過材が汚れてきたら、そのままにしておくと、ろ過能力の低下に繋がります。
ろ過器から出し、水槽から汲んだ水槽水を洗面器やバケツなどの器に入れ、軽くすすぐ程度に洗うようにしましょう。
(外部ろ過器の蓋を開けると濁った水)
(ろ過材を飼育水で洗い戻した状態、上には活性炭。活性炭は、吸着させなければならない物質がなければ必要ない)
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水道水で洗うと、せっかく増えたバクテリアが塩素(カルキ)によって、死んでしまいますのでろ過能力が落ちてしまい、水槽立ち上げの時に近い環境になってしまいますのでやめましょう。
ろ過材である底砂を水槽から取り出し、水道水で洗うと、リセット並にバクテリアにダメージを与えてしまいます。
(写真のように、ろ過材を水道水で洗わないように)
底面ろ過を使用している場合の、ろ過材である底砂は、リセット以外では水槽から取り出さず、底砂の汚れを吸い出す事ができるプロホースなどの器具を使用し、底砂の汚れを吸い出すようにしましょう。
◎器具類のメンテナンス
パイプは、水垢が付着しやすいので、汚れてきたらブラシなどでこすり洗いしましょう。
エアーリフト式底面ろ過のエアーストーンは、水垢が付着しやすいので、時々ブラシなどでこすり洗いしましょう。
エアーストーンは、水垢などで目詰まりを起こすとエアーの出が悪くなりますので、エアーの出が悪くなってきたと思ったら、こすり洗いをしてもあまり改善されなければ、交換しましょう。
こまめにメンテナンスしないと、ろ過能力に影響します。
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