寒い時期は、水槽を置く場所の環境や水槽の水量などに、適正な能力のヒーターとサーモスタットを設置していれば、ほぼ水温の問題は起きないでしょうが、ヒーターやサーモスタットなどは機械であり、いつかは故障しますので、ご注意ください。
ここでは水温や水質の管理や、寒い時期だから注意すべき事などを書いています。
毎日水温計の点検
まず一番に注意する点は、水温計を毎日朝晩の2回以上、チェックしましょう。
これを怠ると、ヒーターやサーモなどの故障があっても気づかない事が多く、早く気づいたとしても、熱帯魚は弱ったり、遅くなると死んでしまったりします。
小さい水槽程、水量が少ないので、早く水温が下がります。
水温計には、色々な種類があります。
・昔ながらの水槽の中に入れるガラスの水温計
・本体は水槽外へ置きセンサーだけ入れるデジタル水温計
・本体ごと水槽に入れるデジタル水温計
・ガラス面に貼るデジタル水温計
などがあります。
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寒い時期がやってくると、水槽の設定温度より水温が下がってくるので、アクアリウムをやっているとヒーターの電気代が気になりませんか?
小型水槽を1つや2つ程度であれば、たいして電気代は気になりませんが、大型の水槽や多数の水槽を維持しようと思うと、電気代が高くなるのが悩みの種ですね。
まず、水槽を設置する場所の下からの冷気が、上がらないようにするために、断熱できるものを敷きましょう。
私の場合は普段から、水槽の設置場所の床の部分や、設置場所によりますが水槽の下へ、重量分散のためのベニヤ板を2枚敷き、断熱用にウレタンの板、その上に防水の板を敷いています。
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私が熱帯魚を飼い始める前は、現在のサーモスタットの前ですが、バイメタル式(温度合わせはネジを回す)で、ヒーターは、石英管でした。
子供の頃、小鳥を飼っていたので、よくペットショップへ出入りしていて、熱帯魚の水槽を見ると付いていました。
バイメタル式は、温度合わせが難しく温度がズレやすいという欠点があり、石英管のヒーターは、割れやすかったと思います。
「バイメタル式サーモスタット 熱帯魚」で検索すれば、画像も見れると思います。
○アクアリウム用ヒーターとサーモスタットの組み合わせの種類
アクアリウム用のヒーターについて説明しておきます。
ヒーターには、サーモスタット内臓とサーモスタット付きとサーモスタットなしがあります。
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ここでは、水槽が立ち上がってからレッドビーシュリンブを導入し、しばらく様子を見た状態の経過をレポートします。
パイロットフィッシュなしで水槽立ち上げから、約2年後のレッドビーシュリンブ水槽
生体導入後の経過
23日目
この水槽では、最高水温26℃、最低水温24℃と、まだそんなに水温が上がってないので、☆になった個体は今のところいませんが、別のレッドビーシュリンブ水槽は、水温:高温28℃・低温26℃となり1匹☆になってしまいました。
少し高温になって酸素不足もありうるので、別のレッドビーシュリンブ水槽でもエアレーションを開始。
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ここでは、セット直後から水槽を立ち上げるまでと、立ち上がってから、レッドビーシュリンブを入れるまでの水質変化の経過や、どのような事をしたか、どのような機材を使えばいいかをレポートします。
(45cm水槽に底面ろ過をセット)
◎パイロットフィッシュなしで水槽立ち上げの添加物や検査項目・注意点など
○添加物 : 水槽セット時~立ち上がってからも継続添加
・有機物である餌
冷凍フレッシュ赤虫 毎日10匹程度・冷凍ミジンコ 毎日30~50匹程度
テトラ コリドラス 2日に1回1個・テトラ プレコ 2日に1回1個
小型熱帯魚用の顆粒状の餌毎日50粒程度
を入れ、数日でアンモニアが発生すると、その後亜硝酸塩に硝化バクテリアによって変化しますので、アンモニアは検査していません。
立ち上がってからは飼育量の増減によって餌の量は変える。
○水質の検査項目
検査項目は、毎日ではありませんが、亜硝酸塩、硝酸塩、総硬度(GH)、pH、水温です。
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