熱帯魚の飼育を始めるには秋が一番お勧めではありますが、秋と一概に言っても、日本列島は南北に長く、北海道や沖縄、平地や山間部ではまるっきり気候が違います。
何を基準にすればいいかといえば、水温で調べるのが一番いいのですが、熱帯魚の飼育を始めていない方にとっては、水槽をまだ設置してないと思います。
あなたが飼育する水槽の大きさや設置場所により、水温は変わってきますので、飼育水槽を設置する場所の気温を基準にしましょう。
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寒い時期は、水槽を置く場所の環境や水槽の水量などに、適正な能力のヒーターとサーモスタットを設置していれば、ほぼ水温の問題は起きないでしょうが、ヒーターやサーモスタットなどは機械であり、いつかは故障しますので、ご注意ください。
ここでは水温や水質の管理や、寒い時期だから注意すべき事などを書いています。
毎日水温計の点検
まず一番に注意する点は、水温計を毎日朝晩の2回以上、チェックしましょう。
これを怠ると、ヒーターやサーモなどの故障があっても気づかない事が多く、早く気づいたとしても、熱帯魚は弱ったり、遅くなると死んでしまったりします。
小さい水槽程、水量が少ないので、早く水温が下がります。
水温計には、色々な種類があります。
・昔ながらの水槽の中に入れるガラスの水温計
・本体は水槽外へ置きセンサーだけ入れるデジタル水温計
・本体ごと水槽に入れるデジタル水温計
・ガラス面に貼るデジタル水温計
などがあります。
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寒い時期がやってくると、水槽の設定温度より水温が下がってくるので、アクアリウムをやっているとヒーターの電気代が気になりませんか?
小型水槽を1つや2つ程度であれば、たいして電気代は気になりませんが、大型の水槽や多数の水槽を維持しようと思うと、電気代が高くなるのが悩みの種ですね。
まず、水槽を設置する場所の下からの冷気が、上がらないようにするために、断熱できるものを敷きましょう。
私の場合は普段から、水槽の設置場所の床の部分や、設置場所によりますが水槽の下へ、重量分散のためのベニヤ板を2枚敷き、断熱用にウレタンの板、その上に防水の板を敷いています。
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私が熱帯魚を飼い始める前は、現在のサーモスタットの前ですが、バイメタル式(温度合わせはネジを回す)で、ヒーターは、石英管でした。
子供の頃、小鳥を飼っていたので、よくペットショップへ出入りしていて、熱帯魚の水槽を見ると付いていました。
バイメタル式は、温度合わせが難しく温度がズレやすいという欠点があり、石英管のヒーターは、割れやすかったと思います。
「バイメタル式サーモスタット 熱帯魚」で検索すれば、画像も見れると思います。
○アクアリウム用ヒーターとサーモスタットの組み合わせの種類
アクアリウム用のヒーターについて説明しておきます。
ヒーターには、サーモスタット内臓とサーモスタット付きとサーモスタットなしがあります。
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上昇してしまった水槽の水温が、30℃以上になってしまっては、飼育魚や有機物を分解するためのバクテリアに悪影響を与え。飼育魚の適合水温を超え高水温による溶存酸素不足の減少や、バクテリアの不活性によって、水質が悪化してしまいます。
これを防ぐために、水温をなるべく魚達が棲みやすい水温まで下げてやる必要があります。
但し、アクアリウム水槽の中に、氷やペットボトルを凍らせたものなど、急激に温度を下げるものを入れてはいけません。
急激に水温が下がると、飼育魚の体調不良になったり、有機物を分解するバクテリアにも悪影響がでますので、ご注意ください。
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